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ウォール街のランダム・ウォーカー

Last-modified: 2008-09-29 (月) 18:23:55 (3606d)
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システムトレード書籍

システムトレード書籍紹介

書籍名
ウォール街のランダム・ウォーカー

著者
バートン・マルキール

book003.jpg本書は証券投資について書かれたものである。世界の主要な市場で提供されている様々な種類の金融資産の投資価値をどのように評価し、リスクを低下させるためにそれらの資産をどのように組み合わせればよいかについて書かれている。また、株式投資のリスクを低下させるためには、単に一つの国の中でいろいろな産業に分散投資するだけでなく、広く国際的に分散投資する必要があることを説いている。


コメント

投資本として、世界的なベストセラーです。

著者はシステムトレード(テクニカル分析)を検証データと共に反論し、

インデックス(日本ならば日経225など)への投資が最善だと主張しています。


道端に100ドル札が落ちているわけが無い。

なぜなら、本当に100ドル札ならすでに誰かが拾っているはずだ。


というジョークと共に、市場の効率性を説いているのが印象的でした。


たしかに、ラリー・ウィリアムズの相場で儲ける法のようなベストセラーの戦略ならば、

すでに100ドル札は拾われている(戦略の有効性は消滅)ことでしょう。

これを、投資の世界ではマーケットインパクトと言ったりもします。

しかし、投資の世界には、まだ発見されていない100ドル札(戦略)はいくらでもあるはずです!


とは言え、システムトレードの批判的な側面を論理立てて解説しており、内容も簡単で楽しく読めます。



現代ポートフォリオ理論や行動ファイナンスなどにも言及されており、

投資の入門書としても非常におすすめできる一冊です。


周りの人が皆、理性を失って浮かれている時に冷静でいられるなら、

すべてはあなたのものだ

(ラドヤード・キプリング「If」より)